代表者挨拶

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当サイトにお越しいただきありがとうございます。
やまざき行政書士オフィスの山﨑裕蔵と申します。

私はほぼお酒が飲めません。
またカラオケも苦手で歌うこともありません。
そんな私がなぜ風営専門行政書士になったのか。
経歴もお伝えしながら紹介させていただければと思います。

少し長いかもしれませんが私という人間がどんな人間なのか少しでも伝われば嬉しいです。

目の前に起こる問題を解決するためにいつも試行錯誤していた

私はもともと液晶モニター関連の仕事を長いことしておりました。
品質管理部門で受入検査や修理完了後の最終検査をしたり、コールセンターにて修理受付や使用方法のご説明などのお客様対応をしていました。

また私が勤めていた会社はいわゆる中小企業だったのですが、誰でも聞いたことがあるような国内大手の電機メーカーのOEM製品を取り扱っていた関係上、国内メーカーとの窓口業務なんかもやっていました。

大手メーカーさんとのやり取りは厳しい内容である反面、勉強になることもたくさんありました。

液晶モニターを製造しているのは中国メーカーということもあり、想像の斜め上をいくトラブルもよくあり問題解決をするためにどうすればいいのか?
今1時間かかっている作業を短縮してミスが起こらない工程にするにはどうすればいいのか?
そんなことばかり考えている毎日でした。

その中で国内大手のメーカーさんから担当者を私にしてくれるなら御社に仕事を任せたいと言っていただけた時は本当に嬉しい思いをさせてもらいました。

そのため問題解決や短期的なプロジェクト管理はけっこう得意にしております。

その後、営業関係の会社へ転職。ここで転機が訪れる

この会社で新規事業を考えていた当時の上司が突然「スナック検索サイト」を立ち上げたいと言い始めました。
この方はとにかくスナックが大好きな方で毎日のように仕事終わりに飲みに行っていたのではないかと思います。

社長もネット関係の仕事をやってみたいという思いもあったらしく、すんなりとGoサインが出ることになりました。

しかしネット関係で利益を出すのは簡単ではありません。
サイトを育てなければならないし、利益が出るまで時間がかかるであろうことを伝えるも「やろう!」とのことでスタートしました。
社内でWebページを作成できそうなのが私しかおらずサイト作りを任されることになりました。
それが現在、私が別の屋号で運営しているスナック情報館です。

スタート当初は営業を手伝ってくれていたメンバーも飲んでくるだけのパターンが多く、最終的には「営業も山ちゃんやって!」となり、Webページ制作も営業もほぼ私一人でやることになりました。

ほぼお酒を飲めない私はそれまでスナックやパブに行ったことがなく、営業するにもお店に入るのが初めのうちは怖くておそるおそる扉を開けていたのを思い出します。

でも実際は気さくで話しやすいママさんも多くて、「山ちゃん、お仕事頑張って」とかわいがってくれる方も多かったのです。

そして1年後…

会社からギブアップされることになりました。
しかし掲載されている店舗のほとんどは私が営業して掲載していただいているお店ばかりです。
途中で投げ出すわけにもいかず、退職して一人で運営することになりました。

これが個人事業主としての活動の始まりです。
今考えるとよく決断できたなぁ、とも思うのですが当時は掲載いただいているお店のママさんたちを裏切らないためにはどうすればいいのか?しか考えてなかったんですよね。

法令に関わるきっかけが起こる

独立してからも飛躍的に売り上げが上がるわけでもなかったのですが、ここで行政書士を目指すきっかけが起こります。

掲載店舗のオーナーから「来年の4月からお店でたばこが吸えなくなっちゃうんだけど何かいい方法ってないかな?」と相談されたのです。

そうです。
2020年4月から全面施行された改正健康増進法と東京都受動喫煙防止条例です。

東京都の受動喫煙防止条例は非常に厳しく、お店にアルバイトを含む従業員がいたら対象となってしまうためほとんどのお店が対象になってしまうのです。

この問題を解決するためにはどうすればいいのか?
何日もかけて調べました。
慣れない法令も読み込んで、わからないことは東京都が設置していた窓口に相談してみたり、とにかく疑問点があれば聞きまくりました。

当時の私はこの改正健康増進法と東京都受動喫煙防止条例については誰よりも詳しい一般人だったのではないかと思います。

解決方法がわかり、解決するための協力者さんを見つけて店舗の方々にご案内をしたところ物凄く喜んでいただくことができました。

この時に思ったのは、店舗の方々は毎日の忙しさで法令のことを調べる時間なんてないということ。
そして人づてに聞いた噂話に近いようなことを正しいこととして自分たちの都合のいいように解釈してしまっているということ。
法令には罰則があるものもあるので知らないまま法令違反してしまい、大変なことになってもおかしくありません。

この一件で法令は知らないじゃ済まされないし、しっかり理解すれば味方にもなってくれるものなんだな、という実感がありました。

コロナ禍で身動きとれず

そんな中でコロナ禍が起こります。
生まれて初めての緊急事態宣言。
当初はどんなウイルスなのかもよくわかってなかったので本当に恐怖しかなかったですよね。

当然、スナックやパブ、ガールズバーの皆様も営業することはできず、お店自体を閉店された方もいらっしゃいました。

私はと言えばスナック情報館は、お店が元気だからこそ成り立つ広告のお仕事なので仕事はゼロ。
売り上げも全くなくなりました。
今までコツコツと積み上げてきたものが足元から崩れる感覚を初めて味わうことになりました。
昼間に経験を生かして他の仕事もしていたので何とかギリギリ食いつないでいる状態です。

いつ終わるともわからないコロナ禍の中、腐ってても仕方ないと考え、ここで思い至ったのが行政書士試験にチャレンジすることでした。

行政書士になればお店の皆さんを別の側面から応援することができる。

この思いだけでワクワクすることができました。
法律初学者だった私にとっては非常にとっつきにくい資格ではあったのですが、真剣に勉強することは苦しい中にも楽しさがありましたし、合格した後のワクワクがあったので何とか乗り切ることができたのです。

人と人が交流する場所はなくならない

風俗営業というとイメージだけで敬遠する方もいらっしゃるのですが、しっかりとルールを守って経営すれば単なる娯楽産業でしかありません。

気の合う仲間とカラオケを楽しみながら、ちょっとした世間話をして笑顔で好きなお酒を飲む。
スナックやパブ、ガールズバーってどの駅の近くにもたいていあるんですよね。
それはやっぱり人と人が笑顔で交流できる場所が求められているからだと思うのです。

そんなお店の応援をするべく風営専門行政書士として活動しております。
お気軽にご連絡いただければと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

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